地面を踏むのは、バイクじゃない。結局、自分の足なんだ。
いきなり核心から話そう。
どんなに排気量がデカかろうが、エンジンが吠えようが、最後にスタンドを払って一歩を踏み出すのは、あなた自身の足だ。
だからこそ、ライディングブーツには“妥協”という名の文字は存在してはならない。
そう、これは見た目だけじゃない。
ブーツとは、意思を伝えるツールであり、無言の誓いであり、走りの魂の一部なのだ。
……と、ちょっとカッコつけすぎたけど、でも本当の話。
そして今日紹介したいのが、その“足元の哲学”をまるごとブチ込んだブランド──John Doe(ジョン・ドウ)だ。
John Doeとは何者か?
ドイツ発、タフネスとスタイルのハイブリッドブランド。
ヘルメットからジャケット、ジーンズ、そしてブーツまで、フルラインナップでライダーの“生き方”に寄り添う存在。
中でも注目すべきが、「XTMファイバー」という独自素材。
これはアラミド繊維とコットンを組み合わせた、要するに“柔らかくて強くて通気もイケてる”魔法の布地。
この素材を使って、John Doeは「普段着っぽいのに守れるギア」を次々に世に送り出してきた。
その流れで誕生したのが、今回の主役であるライディングブーツたちなのだ。
「John Doeブーツは3兄弟」と覚えよう。
John Doeの主力ブーツは、大きく分けて3つある。
それぞれ性格も得意分野も違う、まるで“戦隊ヒーロー”みたいな構成だ。
■ ランブラー XTM ─ 長男、旅人タイプ
見た目はガチのクラシックブーツ。でも、履いてみると「アレ? 歩きやすいぞ?」ってなる不思議なやつ。
XTMファイバーが内蔵されてて、プロテクションも完備。なのに外見はどこからどう見てもカフェに居そうなオシャレさん。
特徴:
・クラシックな佇まい
・XTMファイバーで全体ガード
・通気性ライニング+防水レザー=季節問わず快適
・シフトパッドありで実用性も◎
旅好きライダー、ちょっとクラシックなバイクに乗ってる人、あるいは「カフェで足組んでコーヒー飲むのが似合う」タイプにおすすめ。
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■ ローバー ─ 次男、都会派ステルス系
ランブラーよりちょいショート。シャフトが短めで、シルエットがすっきり。
要するに、「バイクを降りても違和感ゼロ」の街に溶け込む系。
でも甘く見ちゃダメ。くるぶしとヒール部分にはガッツリガードが入ってる。見た目はラフでも、中身はゴリゴリに“戦闘モード”。
特徴:
・アンクル丈で脱ぎ履きもラク
・さりげなくガード入り
・ジーンズにもスラックスにも合わせやすい
・歩きやすさと安全性の両立
「通勤もバイクで」「休日はそのまま街ブラしたい」──そんな“ハイブリッドライフ”にぴったり。
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■ シフター XTM ─ 三男、操作性マニア
名前の通り、シフト操作に命をかけた設計。左右非対称で、つま先や足首の動きがめっちゃ自然。
「お前、人間の足の動きわかってんな?」ってレベルでフィットする。
しかも耐滑・耐油ソールで雨でも安心。雨の日って、足元に裏切られるとテンションだだ下がりだけど、こいつは裏切らない。
特徴:
・アシンメトリーデザインで超操作的
・レザーがなじんで“俺の足感”爆誕
・ソールが滑らないから安心感バツグン
・スニーカーっぽく履ける見た目
スポーツ系・ネイキッド・カスタム系、どんなバイクにも合う万能選手。特に「操作の精度にこだわる人」にはベストマッチ。
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見た目だけじゃない、本気の装備
John Doeのブーツは、カジュアルな見た目に反してかなり本格的。
CE規格のプロテクションを通過していて、ライディングシューズとしての機能性も十分以上。
・転倒時に骨を守るプロテクター
・滑りやすいシチュエーションでのグリップ力
・悪天候に強い防水性と通気性の両立
・そして、歩ける快適性
「歩ける」って軽視されがちだけど、地味に重要。ツーリング中に観光もしたいし、コンビニも寄るし、帰りにラーメンだって食いたい。
足が痛いとすべてが台無しになる。だから、歩けるブーツってのは、それだけで“正義”なんです。
見た目も「ちょうどいい」って最強説
ゴリゴリのレーシングブーツじゃない。
でも、スニーカーに見えて実はガチ。
これがJohn Doeの絶妙な立ち位置。
ハーレーやトライアンフにも合うし、国産ネイキッドでも全然イケる。カフェスタイルでも、ヴィンテージでも、シンプルでもOK。
要するに、“バイクと服の系統がバラけてる人”にも安心なオールマイティさ。
で、どれを選べばいいの?というあなたへ。
迷ってる人のために、ざっくりまとめるとこうなる。
- ランブラー XTM:旅したい人・クラシック好き・全天候型
- ローバー:街乗り中心・バイク降りてもオシャレでいたい人
- シフター XTM:操作性重視・機能美フェチ・雨にも負けたくない人
もちろん「全部買え!」とは言わない。財布にやさしくないからね。
でも、どれも“後悔しない足元”であることは間違いない。
まとめ:John Doeは、足元のライフスタイル。
John Doeのブーツは、走るときだけじゃない。
バイクを降りたあとも、自分の“ライダーであること”をそっと支えてくれる。
カフェに座ってるときも、信号待ちしてるときも、ツーリングで山の中を歩いてるときも、そこには“意思”がある。
「それ、どこのブーツ?」と聞かれたら、ちょっとドヤってJohn Doeって言ってほしい。
それだけの価値が、ちゃんとあるから。
──足元から始まる冒険を、John Doeと共に。