なぜ、RIDE NOTEを立ち上げたのか?
「本当にカッコイイもの」
「本当に便利なもの」
それをちゃんと紹介している場所が、あまりにも少なかった。
美しいものは表面的で終わり、
便利なものはスペックの羅列に埋もれていく。
だけど、ライダーの世界には、
“カッコよさと実用性が共存する道具”が確かに存在している。
その価値を、誰も丁寧に拾い上げていなかった。
キャンプのギアを紹介するサイトは山ほどあるのに、
バイクと共に生きるギアたちは、どこか見過ごされていた。
だったら、自分がやればいい。
「これは機能も美意識もある。だから残しておきたい」
そう思ったモノたちを、ひとつずつ静かに紹介していく場所。
それが、RIDE NOTEというノートの、最初の一行だった。
RIDE NOTE の存在意義
RIDE NOTEは、バイクにまつわるモノや時間を、“スペック”だけではなく情緒を伝えていく”場所です。
それは単なる製品紹介ではなく、
「使うことで、どう感るか」、「その道具とどんな記憶を作ったか」を語ること。
だから私は、数字よりも、手触りや音、におい、温度といった、 ライダーの五感に残る言葉を大切にしています。
立ち上げの背景
バイクメディアは数あれど、
- 広告に寄りすぎた製品レビュー
- 性能比較だけのランキング記事
- 浅くて消費されていく情報の洪水
それらの中で、「バイクと生きる感覚」を丁寧にすくい取っている場所は、ほとんどなかった。
数値では測れない“心の揺れ”を、ちゃんと記録できる場所がほしかった。
走ることそのものを、言葉に残せる場所を作りたかった。
その思いが、RIDE NOTEの出発点です。
ジャンル的な空白を埋めるために
たとえば「キャンプギア」の世界には、こだわりのあるレビューサイトや世界観を持ったブログがたくさんあります。
一方で「バイクギア」「ライディングウェア」「ツーリング装備」になると、
- ただの通販リンク集
- メーカーのカタログを並べただけのページ
- “初心者向け”という名の浅い記事
そんなコンテンツばかりが並んでいた。
誰かが本気で「これはいい」と思ったものを、
機能だけでなく“情緒ごと”語ってくれる場所がほしかった。
RIDE NOTEは、その空白を埋めるノートです。
ライダーの目線、感覚、呼吸の速度に合わせたメディアでありたい。
ここから、少しずつ。
名無しRlDER